令和6年12月(2024年12月)
【 桟瓦や造作の取り外しが進んでいます 】
ふくい文化財かわら版
敦賀市の西福寺、御影堂の大修理の様子をお伝えします。
10月から始まった御影堂の桟瓦の取り外し工事も12月で完了しました。枚数にして約16,000枚、一枚一枚手作業で丁寧に取り外されました。取り外した瓦は、もう一度使用できるかを確認して、保管されます。
瓦を取り外すと、屋根の下地が現れました。下地は、瓦下に吹き込んだ雨が漏らないよう、薄い板で葺く土居葺(どいぶき)、杉皮葺(すぎかわぶき)、ルーフィングシートなどが施されていました。修理時期によって材料が異なり、これまで何度か修理されてきたことがわかります。来月以降、この下地も取り外していく予定です。
御影堂の室内は、造作などの取り外しが進んでいました。
今年は大きな覆屋が建ち、いよいよ御影堂の部材の取り外し工事が始まった一年でした。
来年もさらに姿を変えていくことでしょう。来年の修理レポートもどうぞお楽しみに!
御影堂の屋根の桟瓦葺の取り外しが完了しました。(正面)
背面の様子です。背面は特に傷みが激しく、下地も場所によっては比較的新しい材料に取り替っていました。
屋根の桟瓦は、場所ごとに順番に取り外していきました。(東面が取り外された様子)
取り外された瓦が仮置きされている様子。きれいに整列しています。
御影堂の室内外には仮設足場が立てられ、造作の取り外しなどが進められていきます。




