第2期修復工事に向け、市民有志による「西福寺文化財修復事業奉賛会」が発足いたしました。

 傷みが激しい、歴史的・文化的に重要な建物を修復するため、浄財勧募をお願いしております。敦賀の宝を後世に伝えるため、皆さまのご賛同を頂き、ご寄進賜りますようお願い申し上げます。

『普請衆力』ふうしんしゅうりき

普く衆力を請う(あまねくしゅうりきをこう)

 普請とは土木工事や建築を示す言葉ですが、仏典に出てくる言葉で、寺の堂塔建造には仏天の擁護のもと、あらゆる多くの人々のご理解、労力奉仕や資金の提供等の強力が必要であり、浄業達成のため、一人でも多くの方々のご協力を願う次第です。

合掌九拝 

お知らせ

令和6年2月25日
『ご奉賛の御案内』更新しました。
令和5年10月25日
『会費の振込先』『会員募集』ページに掲載しました。
令和4年5月1日
サイトを公開しました。

西福寺ついて

敦賀の宝

西福寺は650余年の星霜を経た、
浄土宗北陸きっての偉容を誇る名刹です。
後光巌天皇(北朝)より寺領、
後円融上皇より『勅願所』の院宣を賜りました。

御影堂・阿弥陀堂・書院などの主要建物が
国の重要文化財に指定されています。

また、国の名勝に指定されている1400坪の書院庭園は
江戸中期の作、極楽浄土を地上に表現したともいわれ
四季を通じで閑寂の趣深き美しさです。

応仁の乱を避けて都から移されたという
重要文化財の絵画や書も多く所蔵しております。

 

修復事業

令和の大修復

総事業費 約28億円
 ※修復の為の移設経費等を含む
浄 財 額     3億円

 老朽化が進み、一刻も早い修復が望まれます。

事業の対象

御影堂
みえいどう
国指定重要文化財
文化8年(1811)落成

「本堂」「大殿」とも呼び、梁行14間、桁行13間半の堂々たる御影堂です。
 現在は背面や屋根の腐朽、床下の不同沈下等がみられ、
一刻も早い修復が望まれます。
庫 裏 国指定重要文化財
遅くとも明和年間(1764-1772)には建立

  現状は、雨漏りやシロアリの被害によって腐朽が進み、
壁の剥落、不同沈下などもあって生活に支障がある状態です。
玄 関 敦賀市指定文化財
寛保4年(1744)建立、
文政 4 年(1821)大改造

 腐朽が激しく、内部を歩くのに不安を感じるほどの状態。
庫裏の修復に伴い、半分を解体する必要があることから、
今回同時に修復を行います

 

活動内容

■浄財勧募

 募財額 3億円

 国指定文化財であり、福井県、そして敦賀市の宝物である西福寺の文化財を何としても守らなければなりません。
 皆様のご協力を何卒よろしくお願い致します。

ご奉賛お申込み、お支払方法

〇西福寺へ直接お持ちいただく場合
  西福寺寺務所へお声がけください。
〇振込の場合
 専用の「振込用紙」をご利用下さい。
 または下記の機関へお振込みください。

 

詳細は「ご奉賛の御案内」からご覧下さい。

崩れ落ちそうな屋根を、足場で支えています。


波打つ床。傷みが激しく、早急な修復が必要です。