修復事業の概要

今回の事業対象


【御影堂】みえいどう
 国指定重要文化財 

 寛政10年(1798)に事業を起こし、文化5年(1808)に上棟、同 8 年(1811)に落成しました。

 「本堂」「大殿」とも呼び、梁行14間、桁行13間半の堂々たる御影堂です。御厨子には法然上人71歳のご自作と伝わるご尊像を安置しています。

 ご本尊を安置する阿弥陀堂ではなく、御影堂を境内の中心に据える伽藍配置は浄土宗本山格の寺院独特のもので、西福寺の格の高さを偲ばせます。

 現在は背面や屋根の腐朽、床下の不同沈下等がみられ、一刻も早い
修理が望まれます。

【庫 裏】
国指定重要文化財

 書院の南側に接続し、遅くとも明和年間(1764-1772)には建っていたと考えられています。
 台所や居間、僧室があり、西福寺の寺務所及び僧侶の生活空間がおかれています。
 現状は、雨漏りやシロアリの被害によって腐朽が進み、壁の剥落、不同沈下などもあって生活に支障がある状態となっています。

【玄 関】
 敦賀市指定文化財

 立派な向唐破風のついた風格ある大玄関です。もとは寛保 4年(1744)に建立され、その後文政 4 年(1821)に大改造されて現在の姿となったと思われます。内部の部屋は「弘通殿」と呼ばれています。
 この建物も腐朽が激しく、内部を歩くのに不安を感じるほどの状態です。庫裏の修復に伴い、半分を解体する必要があることから、今回同時に修復を行います


事業スケジュール

令和4年度末ごろ着手、令和 18 年完了予定(15 か年)




過去の修復事業

【第1期工事】2001年~2006年

・修復対象
 阿弥陀堂(あみだどう)
 四修(ししゅう)廊下
 書院と書院庭園

・事業着手=2001年7月

・修復完了=2006年

・工事費=約3億9700万円

 第 1 期修復事業にご協力ご尽力くださった皆様、ありがとうございました。